検体採取

[季節性インフルエンザ疑い患者における鼻咽頭ぬぐい液・鼻腔ぬぐい液検査の場合]

解説

季節性のインフルエンザが疑われる患者から鼻咽頭ぬぐい液・鼻腔ぬぐい液の検体を採取する場合は、「標準予防策」に加え、「飛沫予防策」を適用する必要があるため、 ゴーグルまたはフェイスシールドサージカルマスクグローブを装着します。

推奨する個人防護具


[結核疑い患者における喀痰検査の場合]

解説

喀痰検査を患者自身で行う場合、採痰指導や理学療法的手法の介助を行う医療従事者は、ゴーグルまたはフェイスシールドN95マスクガウングローブを装着します。
喀痰が得られない場合、気管支鏡を用いて気管支洗浄液、気管支肺胞洗浄液を採取することがありますが、この場合も検査を行う医療従事者は、ゴーグルまたはフェイスシールドN95マスクガウングローブを装着します。

推奨する個人防護具

関連情報

日本結核病学会/日本臨床微生物学会/日本臨床衛生検査技師会(2007) 結核菌検査に関するバイオセ-フティマニュアル 結核 80 June 2005付録【2007年改訂版】

厚生労働科学研究費補助金新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業(2014) 新型インフルエンザ等発生時に初期対応を行う「検疫所」「医療機関」「保健所」における感染対策に関する手引き(暫定 1.0 版)

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