手指衛生ナビ


解説

手指衛生とは感染対策の基本であり、手指を衛生的に保つことです。 「流水と石鹸を用いた手洗い」と「アルコール手指消毒剤を用いた手指消毒*」が主な手指衛生の方法です。 手が目に見えて汚れている場合は、「流水と石鹸を用いた手洗い」を行います。 目に見える汚れがない場合は日常的な手指消毒として「アルコール手指消毒剤を用いた手指消毒」を行います。 どの消毒剤を使用する場合でも、使用方法、有効成分、濃度、使用期限などを確認し、情報が不十分な場合は使用を控えましょう。

  • アルコールは、濃度60%以上95%以下のエタノールを選びましょう
  • 品質・有効性、人体への安全性が確認された「医薬品・医薬部外品」を使用してください
  • 期限を過ぎた消毒剤は有効成分が分解してしまい、期待する効果が得られない場合があります
これらの点を踏まえた上で用途に合った製品を選び、正しい方法で使用しましょう。

*ノロウイルスなどアルコール抵抗性が高い場合には次亜塩素酸等、より強力な消毒剤が効果的な場合があります。

通常の処置

日常業務のあらゆる場面に

ハンドソープ
ハンドソープ

「流水と石鹸を用いた手洗い」の際に使用する洗浄剤
「流水と石鹸を用いた手洗い」は、手が目に見えて汚れている場合の手指衛生として行う

手指消毒剤

「アルコール手指消毒剤を用いた手指消毒」の際に使用する薬剤
「アルコール手指消毒剤を用いた手指消毒」は、目に見える汚れがない場合の日常的な手指衛生として行う
アルコール過敏の方や敏感肌の方のためのノンアルコール手指消毒剤が使用されることもある

感染制御・院内感染対策のモレーンコーポレーション